・今回のお題は、新旧PCの入れ替え時、ブラウザに保存された、IDやPWを一括してインポート・エクスポートするというもの。WEB上で検索して、参考になるサイトを見つけて、実際にやってみること。ブラウザはMicrosoft EdgeとFirefox、Google Chromeの3種類。
・エクスポートは比較的に簡単で、各ブラウザで以下のアドレスを開くと画面が開く。
【Firefox】 about:logins をアドレスバーに入れてEnter。右上の点が3つあるボタンをクリックすると、「ログイン情報をエクスポート」というのがある。
【Google Chrome】 chrome://settings/passwords をアドレスバーに入れてEnter。薄い文字「保存したパスワード」の右にある3つの点のボタンをクリックし、「パスワードをエクスポート」をクリック
【Microsoft Edge】 edge://settings/passwords をアドレスバーに入れて、Enter。「保存されたパスワード」の右の「検索パスワード」の更に右の3つの点のボタンをクリックし、「パスワードのエクスポート」をクリック。
※ブラウザに保存されたパスワードを個別に確認したり、一括でエクスポートする際はWindowsセキュリティの画面で、Windowsの場合は、PCにサインインするときのIDとパスワード(もしくはPIN)が必要となる。LinuxもUbuntuやDebian系などはMacと同じキーチェイン(PCにサインインするパスワードとは限らない)だったりする。
注意する点は、エクスポートされたファイルはただのCSVファイルで、パスワードが丸見えであること。バックアップする場合はPWや指紋認証による鍵をかけられるUSBメモリなどに保存すべきである。
何故か、インポートについては、ブラウザの設定では、メニューの中に存在していなかったり、隠されている場合がある。次回参考サイトとともに紹介します。
※各ブラウザには同期の機能があり、サイトのログイン情報やブックマーク(お気に入り)をマイクロソフトアカウント、Googleアカウント、Firefoxアカウントと関連付けることができ、各サイトのログイン情報は他の端末などに簡単に移行できるが、CSVを使ったログイン情報のエクスポート・インポートは、そういったアカウントとは関係なくID・PWを管理したい場合に重宝する。